お子様と観るオススメのファミリー・エンターテイメント映画【ネバーエンディング・ストーリー】

映画
ファミリー・エンターテイメント映画「ネバーエンディング・ストーリー」

映画「THE NEVER ENDING STORY」をご存じですか?

この映画は1984年に作られた名作中の名作。

「ET」以来の最高のファミリー・エンターテイメントともいわれている映画です。

この映画は、いじめられっ子だった少年が、とある古本屋で、ある古い本に出会い、その本の中の世界に引き込まれてさまざまな冒険をするお話です。

私がまだ小さかった頃に父親が観ている隣で観たことがあって。確かまだ幼稚園くらいだったと思いますが、とても衝撃を受けたのを今でも覚えています。

子どもながらに印象的なシーンが沢山あって今でも忘れられない作品です。

大人になった今、ご縁があってまた観る機会がありましたので、感想をお伝えしたいと思います。

さすがに約40年ほど前に制作されたものなので、映像には多少の年代は感じられますが、そんなこと吹き飛ばすくらいストーリーがとにかく面白い!!!

ネタばれになるのであまり詳細はお話ししづらいですが、私、個人的にものすごく印象的だったシーンをいくつかご紹介したいと思います。

と、その前に、これからこの映画を観ようと思っている人に向けて。

とにかくお勧めです!!ファンタジーの名作で、少し現実離れしている所もあるけど、子どもの頃に誰もが夢に見たストーリーが現実化されているような映画です。ワクワクするアドベンチャーな世界観と、大切な人とのお別れ。。。悲しい出来事があっても、負けずに立ち向かっていく勇気。一人の少年が本の中のヒーローと共に大きな「悪」に立ち向かっていくストーリーがとっても面白い。現実と空想の狭間でワクワク・ドキドキが止まらない映画になっています。

小さなお子様と一緒に見られる爽快な世界観が広がるファミリー・エンターテイメント映画です!

時間は約90分なので、長すぎず、お子様も飽きずに最後まで観れる映画になっているので、夏休み、是非楽しんでみてください♪

そしてここからはネタバレ注意です。

できれば、映画を観た後に、答え合わせをする感覚で見て欲しいと思います!

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ではここからは、私が個人的に大好きな印象に残ったシーンをいくつか紹介します!

●冒頭、主人公のバスチアンが父親と朝食を食べるシーン

 バスチアンがパンにジャムを塗ろうとしていて、ジャムの蓋が硬くて開かないんです。小さな手で一生懸命開けようとするも全く開かず、それでも頑張って開けようとしているのを父親が見て、後ろから瓶を取り上げ蓋をサクッと開けて、バスチアンに返します。その間もずーっとやる気のない顔をしているバスチアン。母親が亡くなっていて男二人でこれから頑張って生きていかないといけない状況。小さくても一人で頑張って強くいきたい。甘えずに生きていきたいという想いがそのジャムの蓋のシーンに込められているのではないかと思っています。

●バスチアンが読んでいる本の中の世界での話

 本の主人公「アトレーユ」が馬「アルタクス」と共に世界を救うために旅をするのですが、途中、人を飲み込む沼に「アルタクス」が身動きが取れなくなってしまい、どんどん 沼に飲み込まれていくシーンがあるんです。ここがとても切なくて。。。このシーンは忘れたことがありません。それまで爽快に走ってくれていた、友達でも家族でもある大切なアルタクス。そのアルタクスが目の前で、なすすべもなく沈んでいく。それを助けられない無力さにさいなまれるアトレーユ。このシーンは悲しすぎて、忘れられないです。

●アトレーユが真実の扉に向かうシーン

 恐怖心が少しでもあると、攻撃されて焼けてしまうシーン。一ミリでもその感情が心に現れると攻撃されてしまうというハラハラドキドキの展開。これをなんとか乗り越えるアトレーユ。勇敢さと強さに感動しました

●なんといってもファルコンとの出会い

 大きな白い竜、ファルコン。このファルコンがまた、なんとも言えない安心感のある顔をしているのです!子どもの頃はこのファルコンにいつか乗ってみたい!という夢までありました!笑

他にも長いこと眠っているカメや薬を作ってくれるお婆さん、石を食べるロックバイターなど、色んな印象的なキャラクターが登場します!

どのシーンも印象に残る面白い作品。あなたはどこのシーンが好きですか??

本の中の世界と現実が入り混じったストーリーでとっても素晴らしいファミリー・エンターテイメント!

この夏、ぜひお子様と一緒にお家でゆっくりと見てみてはいかがでしょうか?